あの楽器ミーティングに触発されたのか、無性に"何か"を作ってみたくなったので、物置から AI Motor 601 と Parani 10 を引っ張り出してきた。
AI Motor 601は、BestTechnologyという所から出ているRCサーボ。
サーボの通信はTTLという規格(?)だそうで、オプションのI/Fボードを介してRS232Cに変換する。
これは、4年くらい前に、ボール型ロボット(?)を作ろうとして購入したものの、あてにしていたVIAのNano-ITXマザーが全然出ないので忘れ去っていた・・・というシロモノ。
既にAI Motorの現行品の型番は1001だし、VIAはNano-ITXどころかPico-ITXまで出してる。
一方Parani 10は、SENA TechonologyのBluetooth - RS232C コンバーターだ。
PCと工業用の機器のRS232C接続を無線化する為に用いられるらしい。
これも数年前に購入。
ローランドのMODELA を、PCから離れた所に置く為に買ったのだけど、MODELA自体を殆ど使わないので接続もせずにお蔵入りになっていた。
この二つを組み合わせると、労せずしてラジコンが出来る。
将来的にPico-ITXマザーを買うかもしれないが、とりあえずWillcom D4を乗っればロボットとしての体裁が整う。
D4なら、無線LANもBluetoothも付いているし、USBもある。
あまってるWEBカメラも複数あるし、(余ってる訳ではないが)MPro110プロジェクタもある。
筐体も8割方出来てる(のが残ってるはず・・・)し、追加コストなしで結構なものができそうだ。
Bluetoothで無線化するのに、なぜPCを乗っけなければいけないか?
(あるいは、PCを乗っけるのになぜ無線化しないといけないか?)
・・・という疑問はもっともだけど、そのへんのことはロボットの構造の話の時に・・・。
ということで、まずはParani 10のセットアップ。
普通のBluetooth機器と同様に・・・やろうと思ったが、ペアリングモードするスイッチが無い。
ちゃんとネットで調べてみると、ペアリングなどの設定はRS232C側でPCと接続してやるらしい。
なるほど、考えられてるなぁ。
入力電源は比較的幅が広い。4V~12V。
付属のUSB電源ケーブルでUSBから給電してもOK。
単3x8の電池ボックスにeneloopを入れて(10.5Vくらい)、やはり付属のむき出し電源ケーブルを直結してもOKだった。
サイトからソフトをダウンロード。
setup_parani10_manager-v1.0.exe なんて名前なので、PCに"ソフト"をsetup(インストール)されるするのかと思いきや、そのまま実行される。
"Parani"をsetupするexe、という意味だったらしい。
ソフトからParani 10をペアリングモードにして、PC側のBluetoothからペアリングを実行。
このへんは普通のBluetoothのペアリングといっしょ。
COM経由で接続。
[Connection(in)]で[Start]するとペアリングモードになるので…
PC側から検索してやると見つかる。
次は、AI Motor 601。
ネットで資料を探してみると、メーカーのページに"AI Motorパラメータ設定ソフトウェア"ソフトが置いてある。
・・・サーボ側に永続的なパラメータがあるんだ・・・すごいな。
既に601は販売終了になって久しく、I/Fボードも現行品とは微妙に違うのだが・・・なんとか動いた。
注意点は、2点。
・後継機種用に追加されているパラメータがある。
→Port Openボタンを右クリックで表示されるメニューの「Enable AI Motor-701/1001」のチェックを外しておく。(デフォルトでチェックされている)
・通信速度のデフォルト値が違う。
→115200[bps]を選択
一応動いたが、コマンドが一緒とは限らないので、ひょっとすると間違った命令を流している可能性は否定できない・・・。
まぁ、そのあたりは、プログラムを書く時にスペック表をちゃんと読めばいいんだけど。
I/Fボードに、サーボ、RS232C、電源をそれぞれ接続。
パラメータの読み取り/設定は普通に動いたので[WHEEL ACT]で実際に回してみる。
I/Fボードの説明書きによると、入力電圧は7.4~10.5Vとある。
電池ボックスでもいいのだが、長丁場になりそうなのでコードレス電話のクレードルから拝借した。
・・・微妙。
2つのモーターのうち、1つは確かに回る。
だがもう1つが、ピクリとも動かない。
モーターを回そうとすると、微小な ピー という音が聞こえるので、モーターに電気は流れているようだ。
つまりコントローラーは正常に動いている・・・?
ネジを外して外装を外してみると、減速ギアが入っていた。
外装を外した状態でモーターを回してみると、普通に動く。・・・あれ?
モーターをゆっくり回転させながら外装を閉じると・・・止まる。
・・・単に摩擦の問題?。
3つの小さいギアは軸が金属なので軽く回る。
しかし、大きいギアはぶっとい軸が一体になっている。
おかげで外装との接触面積が大きい。
間のギアを外してふたをしても、かなりの抵抗を感じる。
うーん、プラスチック部分の作りがあまいのかなぁ?
もう1つのモーターは動いているので、単にこれが不良品なのかも。
だが、いまさら文句を言えるもんでもない。
KURE556を吹きかけたり、カッターで軸の角をカットしたり、やすりがけをしてみたが、いっこうに改善しない。
どのみちプーリーを使うつもりだったし、外装と減速ギアを取っ払って使うのが吉かな?
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